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おひとりさまでいるリスクとは?対処法もセットで解説します

公開日:2022/01/01  最終更新日:2022/05/12


おひとりさまとは、同居する人のいない独身者を指します。おひとりさま生活は元気なうちは問題ないですが、老後のことを考えると不安に思う人も多いでしょう。近しい親戚がいないと、病気で入院する場合や死後の葬儀・遺品整理など、さまざまなシーンでリスクを背負うこととなります。今回は、おひとりさまでいるリスクと対処法を解説します。

おひとりさまとは?

「おひとりさま」とは、未婚の人、あるいは離別・死別した人を含めた「独身者」を指します。一人で生きるのは気楽な反面、老後に対する漠然とした不安を抱えている人も少なくないでしょう。

「今は元気でも、思うように動けなくなってしまったら?」「介護が必要になってしまったら?」「自分が死んだら遺産はどうなるの?」など、おひとりさまならではの悩みは多いもの。

まだまだ先のことのように感じられても、早くから対策を講じておくに越したことはありません。「その時」がきてから困ってしまうことのないよう、考えられるリスクを未然に回避しておくことが大切です。

おひとりさまでいるリスクと対処法

それでは、おひとりさまでいることで起こりうるリスクにはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、4つのリスクとそれぞれの対処法についてセットで解説していきます。

ケース1:認知症になってしまったら?

認知症になってしまった場合、一般的には「成年後見人」と呼ばれる管理者を設定することで、財産管理や施設の入所に必要な手続きなどを自分に代わって行ってもらいます。

しかし、おひとりさまでいる人が認知症になってしまった場合、認知症の進行に気付いてくれる人がおらず、成年後見人をつけるための手続きが完了するまでの間にかなり長い時間がかかってしまうこともあります。また、成年後見人に立候補してくれるような近しい親戚がいない場合には、司法書士や弁護士などが成年後見人として選ばれることになってしまいます。

対処法:今のうちに「任意後見人」を決めておこう!

認知症になってしまった場合の対処法として、今のうちに「任意後見人」を決めておくことが挙げられます。任意後見人とは自分の判断能力が不充分になってしまった場合に支援してくれる人のことで、誰を選任するか、支援してほしい範囲はどこまでかを自由に決めて契約できます。任意後見契約を締結したら「見守り契約」も合わせて結ぶことで、定期的に連絡を取るなどして生活状況や判断能力の有無を確認してもらうこともできます。

ケース2:病気で入院したり、介護施設に入所することになったら?

高齢になればなるほど、病気で入院したり、介護が必要となり施設に入居したりする可能性も高くなります。しかし、入院や介護施設への入居には身元保証人が必要となります。身元保証人には入院・入居にかかる費用の保証人や緊急時の連絡先、死亡後の遺体の引き取りなどの役割があります。多くのケースでは家族が身元保証人となりますが、おひとりさまの場合には身元保証人を頼める人がいない…ということも考えられます。

対処法:「身元保証サービス」を利用しよう!

身元保証サービスとは、病気による入院時や施設に入居することとなった際に身元保証人や連帯保証人となってもらえるサービスです。このようなサービスは弁護士法人や司法書士法人などによるもので、申し込み条件や費用なども母体によってさまざまです。今のうちから利用したいサービスを見つけておきましょう。

ケース3:自分が死んだら遺産はどうなる?

相続が発生した場合、既婚者であれば配偶者や子どもに、独身者であれば両親が相続人となって遺産を継承します。両親が他界している場合には兄弟姉妹が相続人となりますが、兄弟姉妹も他界している場合はどうなるでしょう?

その場合、兄弟姉妹の子ども、つまり甥や姪が相続人となります。普段から交流があれば問題ないですが、長い間連絡も取っておらず関わりがないようなケースでは、甥や姪の相続に納得できないこともあるでしょう。

対処法:遺言書を作成しておこう!

自分の望まない人に財産が相続されるのを防ぐためには、遺言書を作成しておく必要があります。遺言の作成により親しい親戚や友人を遺産の受取人として指定することも可能で、被災地への寄付なども指定できます。

ケース4:葬儀や埋葬、遺品整理はどうなる?

葬儀の段取りや埋葬、遺品整理などの通常身内が行う内容についても、おひとりさまで近しい親戚がいない場合には法律に基づいた手続きがとられます。火葬は行われるものの葬儀やお経を読んでもらうことはなく、遺骨は自治体保管となり、その後は無縁塚に埋葬されます。遺品整理については家主や施設が行うこととなります。

対処法:死後事務委任契約を締結しておこう!

死後事務委任契約とは、葬儀や埋葬、遺品整理など死後に必要な事務に関して司法書士などに委任しておく契約を指します。契約時に何をどのようにお願いするのか具体的に決められるため、周囲に迷惑をかけることなく自分の希望通りに葬儀や埋葬を進めてもらえます。

 

今回は、「おひとりさま」の抱えるリスクとその対処法についてセットで解説しました。老後や死後、おひとりさまでいることによる困りごとは多いですが、どれも未然に対策をしておくことでリスクを回避できます。「対処法を知っているか知らないか」その違いで今後の人生の安心感が変わってくるでしょう。おひとりさまで頼れる人がいない場合には、今回の記事を参考にしてみてくださいね!

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